Calendar + Tugboat.GTD + D3timer

 僕は、Tugboat.GTDでタスク管理、Google Calendarで予定の管理をしてます。それだけでは足りず、D3timerを使って、今やっている作業を何時何分までに終わらせねばならぬのかを意識しながら作業をすることにしてます。僕のiGoogleは、左にD3timer, 中央にGoogle Calendar, 右にTugboat.GTD-RSS, GMailというさながらGTDコクピットになってます。

 Tugboat.GTDに目を向けると、タスクのレビューをサポートする機能を追加しようと考えてます。Todayタスクを決定する際に、その日の予定に何があり、自分が作業出来る持ち時間を明確にしなければ、その日こなすタスクを決めることができません。WEEKタスクもしかりです。「Calendar 〜 Task 〜 Timer」という流れが自然とできあがります。

 Calendarで決めた(決められた)予定をTugboat.GTDで参照し、今日自分が作業できる時間を算出し(週も同じ)、Todayタスクを決定します。さらにそれらのタスクをいつやるのかを決めて行きます。それは、ひとつのタスクでひとつの時間帯かもしれないし、複数のタスクでひとつの時間帯にやるかもしれません。あくまでも目標ですので、考え込まないで決めちゃいます。

 そうするとCalendarには、タスクを行う予定(目標)が登録されます。そして、D3timerを使い、いつ何(タスク)をするのかをiPhone/iPod Touchという計器を見ながら作業をするのです。Tugboat.GTDでストレスフリーを提供し、D3timerで鞭を打つ。そういうことです。「飴と鞭」ですね。

 今までばらばらで動いていたものをインテグレートしていくことで、より新しいタスク管理ツールへと進化していくことは間違いないでしょう。実は一番これが欲しいのは僕かもしれません。

Tugboat.GTD + Tomcat + Derby版の移行ツールリリース

 先ほど、Tugboat.GTD + Tomcat + Derby版の移行ツールリリースいたしました。このツールを使う事で、最新の0.9.3-4に移行することができます。対応しているバージョンは、次のとおりです。

対応バージョン:

  • 0.8.6
  • 0.9.0-RC1
  • 0.9.0-RC2
  • 0.9.3
  • 0.9.3-1
  • 0.9.3-2
  • 0.9.3-3

ダウンロード:http://tugboat-gtd.sandbox.seasar.org/downloads/tugboat-gtd-tomcat-0.9.3-4-sw.zip
移行方法の説明:http://tugboat-gtd.sandbox.seasar.org/switchover.html

タスク管理はつらいよ?

 タスク管理をゲームにしてしまえば良いのです。Tugboat.GTDは、そこからスタートしました。ですので、多くのタスク管理ツールとは、全く違うものに見えてしまいます。それでいいのです。
 最初は、「何これ?!」ですが、徐々に深みにはまり、やめられなくなります。某メンバー曰く、「麻薬ツール」ですから。

 夏にリリース予定の0.9.4では、さらにゲームを楽しめるように機能を追加してます。ご期待ください。

iPhoneアプリケーションに必須の書籍と文書

 下記に示した文書、書籍は常に手元に置いておきたいです。
 まずは、言語を覚えないと話にならないので、Apple社が提供している、The Objective-C Languageから始め、ある程度、Objective-Cという異文化世界を知ることができたら、Cocoaプログラミングをはじめるという流れがよいと思います。それと並行してObjective-Cに馴染んでいくという流れがスムースに習得できるはずです。

幸せのイメージを伝える力 - ジャパネットたかたの本当のすごさ

 先に書いたエントリーで、「多くの方にハッピーになっていただくには...」と僕は書きました。僕が見ている地平の先には、多くの方々にすこしでも役に立ち良い仕事をしてもらいたいというのがあります。
 ですが、僕にはまだまだ伝えるという力が圧倒的に不足してます。高田社長、そして、スティーブ・ジョブズには見習うところがたくさんありそうです。

 高田社長は、商品の性能を細かく説明するより、その商品を購入することで、一家にどんな幸せが訪れるかをイメージさせることに心を砕くのが常だ。/* 中略 */ あのハイトーン、ハイスピード、長崎なまりもすごいけど、高田社長が本当に優れているのは「幸せのイメージを伝える力」なのだ。


ジャパネットたかたの本当のすごさ

未来構想

 Tugboat.GTDの未来を構想してみました。
 いままで通りTugboat.GTDは、OSSとして開発を継続していきます。そして、サービス化を目指します。多くの方にハッピーになっていただくには、やはりこれをしないといけないと思ってます。問題は、資金とリソースなのは依然として変わりありませんが...。

 Tugboat.GTD on AIRです。Version 0.4で、新たに生まれ変わります。提供形態は、今まで同様OSSとなります。

 そして、Tugboat.GTD iPhone Editionです。iPhone Editionは、有償製品となります。未だTugboat.GTDのサービスをスタートアップしていないということもあり、iPhone, iPod Touch内で完結するアプリケーションになります。すべてObjective-Cで開発を行います。すでに開発を今月からスタートしております。提供時期は、2008年3Q後半でと考えてます。

 なぜ、他のモバイルデバイス(S60, WindowsMobile)ではなくiPhoneなのか、それは内部設計のすごさに惚れ込んでしまったからです。蛇足ですが、次のとおりです。

 iPhone特有のユーザーインターフェイスを実現するために仕組みと、メモリ消費と電力消費を抑えるための仕組み。特に、バーチャルメモリの仕組み、リードオンリーリソースの扱い、ハードウェアアクセラレータの活用、アプリケーションプロセスの扱いなど、それぞれが徹底的にまでiPhone向けにオプティマイズされている。


Life is beautiful - iPhone SDKとObjective-C:ニートは社会のメモリーリーク?!

 近未来、Tugboat.GTDは、Server (include Ajax-Edition), AIR-Edition (on Desktop), iPhone Editionの3-Edition制になります。いつでもどこでもTugboat.GTDにアクセスするができる、これがこれから一年間のTEAM-Tangerineの目標です。

 また、最終仕様策定を行っているKarrta開発コードネーム)もこの3-Edition制を適用することになります。提供形態は、リリースと同時期にアナウンスいたします。