GTD/タスク管理を継続するには.

 まず、GTDで何が難しいかと言えば、二つあると考えてます。まず一つ目がタスク出し、二つ目がレビューです。

 タスク出しをうまくする方法は、頭の中にあるタスクをとりあえずすべて出す。この時はタイトルだけで良いです。期限とか、タグとか、タスクの大きさなどを考えだすから途端に難しくなります。Tugboat.GTDは、タスクの所属するアクティビティとタスクのタイトルの二項目だけ入力すれば、登録は完了します。
 その後、タスクのディスパッチ、タスクが大きいと感じたら分割(Divide)を行えばよいので、良い意味でアバウトな感じでタスクを出して、あとから修正していくというやり方です。

 次にレビューですが、昨日のGTDのイベントでDavidは、気になったらやる、と仰ってましたが、それでは、初心者は途方に暮れてしまいます。一番良いやり方は、「レビューする時を決める」ことです。たとえば、毎朝会社に出社してから、タスクをレビューしその日に行うタスクをTodayフォルダに入れておく。たったこれだけで、タスクは整理されるはずです。

 しかし、Tugboat.GTDとしてもっとレビューを簡単に行えないか、思案しております。実は、レビューこそタスク管理で一番難しいからです。今考えている方法は、次の通りです。

 InboxからTodayフォルダ、Weekフォルダにディスパッチしたタスクは優先順位が高いものです。しかし、Month, Somedayにディスパッチしたものは、やるかやらないかはっきりしていないものが多いのではないでしょうか。そうすると、先の朝会社に来てレビューするのは、Todayフォルダ、Weekフォルダ、Inboxに入っているタスクだけでよいことになります。そして、MonthフォルダとSomedayフォルダは、週に一度見れば十分なはずです。
 というところから、まず、レビューのスケジューリング機能を設けます。これは、上述したように複数のスケジュールを組むことができ、前回いつレビューしたのかがわかります。できれば、その実績までわかると良いですね。

 次に滞留時間の長いタスク、言い換えればいつまでも同じフォルダに滞留し続けて作業をやる気配がないタスクは、そのリンクを「削除対象タスクフォルダ」に入れることを考えてます。そうすることで、レビュー時に不要なタスクとしてゴミ箱に入れることができます。

 このように、ゆるやかに助言をあたえることができ、かつ、システマチックにレビューすることを可能にする機能を追加しようと考えております。